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猫の関節ケア最新事情

  

猫の関節ケア最新事情:シニアだけじゃない、いま始めたい予防と対策

猫は痛みを隠すのが得意な動物です。ジャンプを控える、段差を避ける、毛づくろいが減るなどの変化があっても「年齢のせいかな」で見過ごされがち。近年は、関節トラブルがシニア猫だけでなく若い猫にも起こり得ること、そして"早めの環境づくり"が重要だという考え方が広がっています。この記事では、猫の関節ケアの最新事情を、日常で実践できる形でまとめます。



猫の関節トラブルは「気づきにくい」のが前提

猫の関節ケアでまず押さえたいのは、症状が目立ちにくいことです。犬のように明確な跛行(びっこ)を見せないケースも多く、次のような"行動の変化"がサインになります。

  • 高い場所に乗らなくなる/降りるときにためらう
  • ジャンプの回数が減る、着地がぎこちない
  • 階段や段差を避ける
  • 遊ぶ時間が短くなる、動きがゆっくりになる
  • 毛づくろいが減る(特に背中・腰回り)/逆に特定部位を舐め続ける
  • トイレの出入りを嫌がる(縁が高いタイプで起こりやすい)
  • 触られるのを嫌がる、抱っこを避ける

こうした変化が続く場合は、早めに動物病院で相談しましょう。関節だけでなく、内科疾患や歯の痛みなど別の原因が隠れていることもあります。



最新事情1:シニアだけでなく「若齢期からの予防」が重視

以前は「関節ケア=高齢猫向け」という印象が強めでしたが、最近は体重管理や住環境の最適化を若い頃から行うことが推奨される流れです。理由はシンプルで、関節への負担は日々の積み重ねだからです。

特に次の条件がある猫は、予防的ケアの優先度が上がります。

  • 体重が増えやすい(避妊・去勢後、運動量が少ない)
  • 高い場所へのジャンプが多い環境(キャットタワー、棚の移動)
  • 滑りやすい床(フローリング中心)
  • 過去にケガをした、関節に違和感があった


最新事情2:「体重管理」が関節ケアの中心に

関節ケアで最も効果が出やすいのが体重管理です。体重が増えると関節への負担が増え、動きたくなくなる→筋力低下→さらに動かない、という悪循環が起こりやすくなります。

実践ポイントは次の通りです。

  • 定期的に体重を測る(可能なら週1回)
  • フードは計量して与える(目分量を避ける)
  • おやつの量・回数を見直す("ご褒美"を遊びやブラッシングに置き換える)
  • 急激な減量は避け、獣医師の指示に従う(猫は急な食事制限がリスクになる場合があります)


最新事情3:住環境のアップデートで「負担を減らす」

猫は上下運動が得意ですが、関節に不安がある場合は"移動のしやすさ"を優先した導線づくりが効果的です。最近は、介護というより「猫のQOLを上げるインテリア」として取り入れる家庭も増えています。

滑り対策

  • フローリングには滑り止めマットやカーペットを部分敷き
  • 走りやすい動線(廊下・リビングの直線)を優先して敷く

段差・ジャンプ対策

  • ソファやベッドの横にステップ(踏み台)を設置
  • キャットタワーは"低め・段差細かめ"に見直す
  • 着地地点を柔らかく(ラグ、クッション)

トイレの見直し

  • 縁が低い・出入りしやすいトイレに変更
  • トイレまでの移動距離を短くする(多頭飼いでも「数を増やす」発想)


最新事情4:運動は「筋力維持」と「関節に優しい遊び方」へ

関節が気になる猫ほど、無理のない範囲で筋力を維持することが大切です。ポイントは"激しいジャンプを増やす"ではなく、"短時間で頻度を上げる"こと。

  • 1回3〜5分の遊びを1日複数回
  • 床面中心の遊び(猫じゃらしを低めに動かす、転がるおもちゃ)
  • 急停止・急旋回が多い遊びは控えめに(フローリングで特に注意)

痛みが疑われるときは運動を増やす前に受診し、獣医師の方針に合わせて調整しましょう。



最新事情5:サプリやフードは「補助」として賢く選ぶ

関節ケア関連のサプリメントや機能性フードは選択肢が増えています。代表的な成分としては、グルコサミン、コンドロイチン、オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)などが知られています。

ただし、猫の体質や持病、食事内容によって相性があります。選び方のコツは次の通りです。

  • まずは食事・体重・環境の基礎を整える(サプリだけに頼らない)
  • 「猫用」であること、給与量が明確な製品を選ぶ
  • 持病(腎臓・肝臓など)がある場合は必ず獣医師に相談
  • 複数サプリの併用は避け、1つずつ様子を見る


最新事情6:早期発見のための「定期チェック」が当たり前に

最近は、シニア期だけでなく成猫期から定期健診を受ける飼い主さんが増えています。関節の状態は触診や歩様の観察に加え、必要に応じて画像検査などで評価されます。

家庭でできるチェックとして、次の"いつもと違う"をメモしておくと受診時に役立ちます。

  • ジャンプの高さ・回数の変化
  • 寝起きの動き(こわばり)
  • トイレの失敗の有無
  • 毛づくろいの範囲
  • 触られたときの反応


まとめ:猫の関節ケアは「日常の工夫×早めの相談」

猫の関節ケアの最新事情は、特別なことよりも「体重管理」「滑らない床」「段差の工夫」「短時間の遊び」「必要に応じたフード・サプリ」「定期チェック」といった、日常の積み重ねが中心です。

気になるサインがある場合は、我慢させずに動物病院へ。猫が快適に動ける時間を少しでも長くするために、今日からできるところから始めてみてください。


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