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猫の歯周病体験談

  

猫の歯周病体験談|気づいたきっかけから治療・ケアまで

うちの猫(当時7歳・オス)は、これまで大きな病気もなく元気に過ごしていました。ところがある日を境に、口のトラブルが一気に表面化し、「歯周病」という言葉が他人事ではなくなりました。ここでは、飼い主として実際に経験した流れをまとめます。



最初に気づいたサイン:口臭と"食べ方"の変化

最初の違和感は口臭でした。近くに来たときに「いつもよりニオうかも?」と感じる程度だったのですが、数日〜数週間で明らかに強くなりました。

同時に、食事中の様子も少し変わりました。

  • カリカリを食べるスピードが遅い
  • 途中で口を気にするようなしぐさをする
  • 片側だけで噛んでいるように見える
  • 食べるのに、食後に口をくちゃくちゃする

食欲自体はあるのに食べづらそうで、「歯が痛いのかも」と考え始めました。



病院での診察:歯肉の赤みと歯石、そして歯周病の診断

動物病院で口の中を見てもらうと、歯ぐきの赤み(炎症)と歯石が目立つと言われました。猫は口の中を触られるのが苦手な子も多く、うちの猫も診察室では抵抗が強めでした。

先生からは、

  • 歯肉炎〜歯周病に進行している可能性
  • 見えている部分だけでなく、歯周ポケットや歯の根元の状態確認が重要
  • 必要なら麻酔下での歯科処置(スケーリングや抜歯)を検討

と説明を受け、まずは検査と治療方針を決めることになりました。



治療の流れ:麻酔下スケーリングと処置の決断

血液検査などで麻酔のリスクを確認したうえで、麻酔下で歯石除去(スケーリング)を行いました。結果的に、状態の悪い歯は温存が難しく、数本の抜歯も必要になりました。

正直、抜歯と聞いたときはショックでしたが、先生の説明で印象が変わりました。

  • 痛みの原因になっている歯を残す方が猫にとってつらい
  • 猫は抜歯後でも意外と普通に食べられる
  • 炎症が続くと食欲低下や体調不良につながる

「今の痛みを取り除くことが最優先」と腹をくくってお願いしました。



術後の様子:食欲は戻る?痛がる?

術後は数日、やわらかいフード中心にしました。麻酔明けは少しぼんやりしていましたが、その日のうちに歩けるようになり、翌日には表情が明るくなった気がしました。

特に驚いたのは、口臭が明らかに軽くなったことと、食べ方がスムーズになったことです。「痛みがなくなるってこういうことなんだ」と実感しました。



家でのケア:歯みがきが難しい猫との向き合い方

治療後に大事なのが再発予防でした。ただ、猫の歯みがきは理想通りにいかないことも多いです。うちも最初は全然できませんでした。

そこで、段階的に慣らす方法に切り替えました。

  1. まずは口元に触れる練習(短時間で終える)
  2. 指にガーゼを巻いて歯に軽く触れる
  3. 歯みがきペーストの味に慣らす
  4. 可能なら歯ブラシへ(無理ならガーゼでも継続)

ポイントは「毎日完璧」を目指さないことでした。嫌がって暴れるとお互いにストレスなので、できる範囲で少しずつ続ける方が結果的に長続きしました。



飼い主として学んだこと:早期発見のために見ておきたいポイント

今回の経験で、「猫は痛みを隠しやすい」ことを改めて感じました。次のような変化があれば、早めに受診した方が安心です。

  • 口臭が強くなった
  • よだれが増えた/口元を気にする
  • 食べるのが遅い、落とす、片側で噛む
  • 硬いものを避ける
  • 歯ぐきが赤い、出血がある

「歳のせいかな」で済ませず、口の中のチェックを習慣にすることが大切だと思いました。



まとめ:歯周病は"治して終わり"ではなく、暮らしの中で向き合う

猫の歯周病は、気づいたときには進行していることもあり、治療には麻酔や抜歯など大きな決断が必要になる場合もあります。でも、適切に治療すると生活の質が目に見えて改善することも多いと感じました。

もし今、口臭や食べ方の変化が気になっているなら、早めに動物病院で相談するのがおすすめです。うちの猫も、治療後は食事の時間が楽になったようで、飼い主としても本当にほっとしました。


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