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成分と老犬ケア

  

老犬ケアに役立つ成分ガイド|毎日のごはん・サプリ選びのポイント

シニア期(一般的に7歳前後〜)に入ると、消化吸収の力や筋力、関節の動き、皮膚・被毛の状態などが少しずつ変化します。この記事では、老犬ケアで注目されやすい「成分」を中心に、食事やサプリを選ぶ際の考え方をまとめます。

※持病がある、投薬中、急な体調変化がある場合は、成分の追加やサプリ導入前に獣医師へ相談してください。



老犬ケアで「成分」を意識するメリット

  • 目的を絞ってケアできる:関節、腸、皮膚、認知など、気になる領域に合わせて選びやすい。
  • 過不足を避けやすい:高齢期は食べる量が減ることもあるため、必要な栄養密度が重要。
  • 体質に合わせて調整しやすい:便の状態、体重、活動量の変化を見ながら微調整できる。


関節・歩行を支える成分

段差を嫌がる、散歩のペースが落ちる、立ち上がりがゆっくりなどが見られる場合、関節周りのケア成分が検討対象になります。

  • グルコサミン:関節軟骨の構成要素として知られ、関節サポート目的で配合されることが多い成分。
  • コンドロイチン:軟骨の保水性に関わるとされ、グルコサミンとセットで配合されることが多い。
  • MSM(メチルスルフォニルメタン):関節周辺のコンディション維持を目的に用いられることがある。
  • オメガ3脂肪酸(EPA・DHA):魚油などに含まれ、健康維持を総合的に支える脂質。関節ケア目的で選ばれることも。

選び方の目安:フードにすでに配合されている場合もあるため、重複摂取になりすぎないよう「原材料・成分表示」を確認します。



筋肉量・体力維持に役立つ成分

シニア期は筋肉が落ちやすく、体重が同じでも体組成が変化することがあります。無理のない運動とあわせて、栄養面も見直します。

  • 良質なたんぱく質:筋肉や免疫などの材料。消化しやすい原材料(鶏・魚など)を好む子もいます。
  • BCAA(分岐鎖アミノ酸):たんぱく質を構成するアミノ酸の一部で、筋肉の維持に関心が集まる成分。
  • L-カルニチン:脂肪酸代謝に関わる成分として知られ、体型管理の文脈で扱われることがある。

注意点:腎臓に不安がある場合は、たんぱく質量の調整が必要になることがあります。獣医師の指示を優先してください。



消化・腸内環境を整える成分

便がゆるい/硬い、ガスが増えた、食後にお腹が張るなど、腸のサインが出ることがあります。

  • 乳酸菌・ビフィズス菌(プロバイオティクス):腸内環境のバランス維持を目的に配合される。
  • オリゴ糖(プレバイオティクス):善玉菌のエサになりやすいとされる成分。
  • 食物繊維:水溶性・不溶性のバランスが大切。便通や便の形状の安定に関わる。
  • 消化酵素:製品によっては消化サポート目的で配合されることがある。

コツ:腸系サプリは相性が出やすいので、少量から試し、便の状態を記録すると判断しやすくなります。



皮膚・被毛の健康を支える成分

乾燥、フケ、かゆみ、被毛のパサつきなどは、年齢変化や季節、食事内容が影響することがあります。

  • オメガ3脂肪酸(EPA・DHA):皮膚のバリア機能や被毛のツヤの維持に関心が高い脂質。
  • オメガ6脂肪酸:必須脂肪酸。摂りすぎ・バランスにも配慮。
  • ビタミンE:脂質の酸化対策として知られ、健康維持を支える。
  • 亜鉛:皮膚・被毛の健康維持に関わるミネラル。
  • ビオチン:皮膚・被毛のコンディション維持で言及されることがある。


口腔ケアに関わる成分・素材

歯周トラブルはシニア犬で増えやすく、食欲や全身状態にも影響します。歯みがきが基本ですが、補助的に取り入れられる素材もあります。

  • ポリリン酸ナトリウム:口腔ケア製品で見かけることがある成分。
  • 海藻由来成分(例:アスコフィラムノドサムなど):デンタル系サプリで用いられることがある。
  • 硬さ・形状が工夫されたデンタルガム:成分だけでなく「噛みやすさ」「誤飲しにくさ」も重要。

注意点:歯が弱い子や丸飲みしやすい子には、硬いおやつが負担になることがあります。



認知・落ち着きのケアで注目される成分

夜鳴き、昼夜逆転、不安が強い、徘徊のような行動などが見られる場合、環境調整とあわせて成分面の検討がされることがあります。

  • DHA:神経系の健康維持の文脈で語られることがある。
  • 抗酸化成分(ビタミンC・E、ポリフェノール類など):健康維持を多面的に支える目的で配合される。
  • L-テアニン:落ち着きをサポートする目的で用いられることがある。
  • トリプトファン:アミノ酸の一種。配合意図として「メンタル面のサポート」が挙げられることがある。

ポイント:行動変化が急な場合は、認知だけでなく痛みや病気が隠れていることもあるため、まず受診を。



シニア期に気をつけたい「過剰・相互作用」

  • 脂溶性ビタミン(A・D・E・K)の摂りすぎ:サプリの重ねがけで過剰になりやすい。
  • ミネラルのバランス:亜鉛・銅などは比率が崩れると不調につながることがある。
  • オメガ3の摂りすぎ:体質によってはお腹がゆるくなることがある。
  • 薬との兼ね合い:持病薬がある場合、サプリ導入は必ず獣医師に確認。


フード・サプリの選び方(チェックリスト)

  1. 目的を1〜2個に絞る:関節なのか、腸なのか、皮膚なのかを明確に。
  2. 今の食事の成分表示を確認:すでに配合されている成分は追加不要なことも。
  3. 少量から試す:3〜7日ほど便・食欲・皮膚の様子を観察。
  4. 続けやすさ:価格、与えやすさ(粉・粒・液体)、嗜好性も重要。
  5. 定期的に見直す:年齢・季節・活動量で必要なケアは変わります。


まとめ:成分は「目的」と「体調変化」に合わせて

老犬ケアは、ひとつの成分で万能に解決するというより、今の困りごとに合わせて食事や生活を整え、必要に応じて成分を補助的に使うのが基本です。気になる症状がある場合は、自己判断で増やしすぎず、獣医師のアドバイスも取り入れながら、その子に合う形を探していきましょう。


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