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シニア期に必要なケア一覧

  

シニア期に必要なケア一覧|健康・生活・心の支えまで

シニア期は、体力や生活環境の変化に合わせて「予防」と「早めの対応」を積み重ねることが大切です。ここでは、日常で取り入れやすいケアを分野別に一覧でまとめました。ご本人・ご家族のチェックリストとしてもご活用ください。



1. 健康管理(予防・早期発見)

  • 定期健診(血圧・血液検査・心電図など)
  • がん検診(年齢・性別に応じて)
  • 歯科健診(むし歯・歯周病・噛む力の確認)
  • 視力・聴力のチェック(眼科・耳鼻科の受診)
  • 骨密度検査(骨粗しょう症の予防・治療)
  • ワクチン接種(インフルエンザ、肺炎球菌、新型コロナ等)
  • 持病の管理(糖尿病、脂質異常症、心疾患などの継続治療)


2. 服薬・医療との付き合い方

  • 服薬管理(飲み忘れ防止:お薬カレンダー、ピルケース)
  • 重複処方・飲み合わせの確認(かかりつけ薬局の活用)
  • 副作用の把握(ふらつき、眠気、食欲低下など)
  • かかりつけ医を決める(情報の一元化)
  • 受診時のメモ(症状・血圧・体重・質問事項)
  • 緊急時の医療情報の整理(服薬内容、既往歴、連絡先)


3. 食事・栄養ケア(低栄養・脱水の予防)

  • たんぱく質を意識(肉・魚・卵・大豆製品・乳製品)
  • 主食・主菜・副菜のバランス(欠食を減らす)
  • 塩分・糖分の調整(高血圧・糖尿病の予防/管理)
  • 水分補給(のどの渇きを感じにくい時期こそ習慣化)
  • 嚥下(飲み込み)状態の確認(むせ、食後の声がれ等)
  • 便秘対策(食物繊維、発酵食品、適度な運動)


4. 運動・身体機能ケア(フレイル予防)

  • 有酸素運動(散歩、軽いサイクリング等)
  • 筋力トレーニング(下半身中心:スクワット、かかと上げ等)
  • 柔軟・ストレッチ(関節可動域の維持)
  • バランス訓練(片足立ち、つま先歩き等)
  • 体重・筋肉量の変化チェック(急な減少は要注意)
  • 痛みがある場合は無理せず相談(整形外科・理学療法)


5. 口腔ケア(オーラルフレイル対策)

  • 毎日の歯みがき+舌のケア
  • 入れ歯の調整・清掃
  • 噛む力の維持(硬さを調整しつつ咀嚼回数を確保)
  • 口の乾燥対策(こまめな水分、保湿ジェル等)
  • 定期的な歯科受診(歯周病治療・クリーニング)


6. 認知機能・メンタルケア

  • 生活リズムの維持(起床・就寝・食事の時間)
  • 脳の刺激(読書、計算、趣味、学び直し)
  • 社会参加(地域活動、サークル、ボランティア)
  • 孤立の予防(定期的な連絡、見守り)
  • 気分の落ち込みが続く場合は相談(心療内科、地域包括支援センター等)
  • 物忘れが増えたら早めに受診(もの忘れ外来等)


7. 睡眠ケア

  • 就寝前のスマホ・カフェインを控える
  • 昼寝は短時間に(長すぎると夜眠りにくい)
  • 寝室環境の調整(温度・湿度・照明・寝具)
  • いびき・無呼吸が疑われる場合は受診
  • 睡眠薬は自己判断で増減しない(医師と相談)


8. 皮膚・清潔ケア(乾燥・感染・褥瘡予防)

  • 保湿(入浴後のクリーム、ローション)
  • 爪のケア(巻き爪・足の傷の予防)
  • 陰部・おむつ周りのスキンケア(かぶれ対策)
  • 床ずれ予防(体位変換、クッション、皮膚観察)
  • 小さな傷の早期ケア(感染を防ぐ)


9. 転倒・事故防止(住まいの安全)

  • 段差・滑りやすい場所の対策(マット固定、滑り止め)
  • 手すり設置(玄関、廊下、トイレ、浴室)
  • 夜間の照明(足元灯、センサーライト)
  • 動線の整理(コード、散らかりを減らす)
  • 靴の見直し(かかとが安定し滑りにくいもの)
  • ヒートショック対策(脱衣所・浴室の暖房)


10. 生活支援・介護サービスの活用

  • 家事負担の調整(宅配食、掃除支援、買い物代行)
  • 見守りサービス(緊急通報、センサー等)
  • 介護保険の相談(要支援・要介護認定の申請)
  • デイサービス・訪問介護・訪問看護の検討
  • 福祉用具の活用(杖、歩行器、手すり、介護ベッド等)
  • 地域包括支援センターへの相談(困りごとの窓口)


11. お金・手続き・将来の備え

  • 医療費・介護費の見通し(高額療養費制度など)
  • 保険・年金・各種給付の確認
  • 重要書類の整理(保険証、診察券、通帳、印鑑等)
  • 緊急連絡先リストの作成(家族、主治医、ケアマネ等)
  • 意思決定の準備(延命治療の希望、ACPの話し合い)
  • 相続・遺言などの検討(必要に応じて専門家へ)


12. もしもの時の備え(災害・急変)

  • 持病・服薬情報を携帯(お薬手帳、医療情報カード)
  • 非常持ち出し袋(薬、眼鏡、補聴器電池、介護用品)
  • 避難経路・避難所の確認(家族で共有)
  • 急変時の対応ルール(救急要請の目安、連絡順)


まとめ:シニア期のケアは「続けられる形」で

すべてを一度に完璧にする必要はありません。まずは「健診」「食事」「運動」「口腔」「転倒予防」の5つから、できることを1つずつ増やしていくのがおすすめです。気になる症状や生活の不安がある場合は、早めに医療機関や地域包括支援センターに相談しましょう。


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